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食品流通・包装懇話会
2026年度 開催予定
| 例 会 | 第190回 講演会 |
第191回 見学会 |
第192回 講演会 |
第193回 講演会 |
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開 催 予 定 日 |
7月14日 午後 |
9月17日 午後 |
12月3日 午後 |
2027年 2月8日 午後 |
※講演会は対面とオンラインのハイブリッド開催、※開催日は予定、活動内容は未定
2025年度 実績
| 開催回 | 開催概要:テーマ、講演要旨など |
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第186回 ハイブリッド開催、 |
テーマ①:「PPWRの概要と化学メーカーの対応」 講師:三井化学株式会社 池永 裕一 氏 概要:PPWRが策定され、EU市場に輸出する製品に適用されるため、国内においてもリサイクル可能な設計への転換、リサイクル材の利用が急務である。化学メーカーとしてコート剤、ラミネート剤、インキなどにリサイクル性を持たせる技術開発、バイオマスナフサや廃プラ分解油を原料としたプラスチック原料製造に取り組んでいる。 テーマ②:「PPWRへの樹脂メーカーの対応」 講師:株式会社プライムポリマー 沈 潔 氏 概要:従来の多層構造を単一素材に置き換えるモノマテリアル化を中心に、高機能樹脂の開発を進めている。さらにバイオマスやケミカルリサイクル由来の原料を既存設備で利用できるマスバランス方式を未来志向の戦略としている。PPWRへの対応そのものが、企業の成長戦略につながるという視点で取り組んでいる。 テーマ③:「PPWRを見据えたサステナブルなパッケージとは」 講師:大日本印刷株式会社 柴田あゆみ 氏 概要:モノマテリアル設計や、薄くても丈夫な高強度素材による薄肉化技術が資源使用量の削減や輸送に伴うCO2排出量の低減につながる。さらに、紙基材にバリア性を付与する技術や、レトルト加熱に耐える単一素材の包材、再生材を用いた食品・医薬品向け素材など、実用化が近い具体的なソリューションを用意している。これらを支える基盤として、バイオマス由来原料や再生原料を柔軟に組み合わせ、品質を維持しながら環境負荷を下げるマスバランス方式の活用を進めている。 |
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第187回 |
見学先:株式会社Jサーキュラーシステム 川崎スーパーソーティングセンター 2025年4月に操業を開始した最新鋭のJサーキュラーシステム 川崎スーパーソーティングセンターを訪問した。「高度選別ライン」と「ケミカルリサイクル原料化ライン」の二つの工程で構成されており、自治体から回収された家庭系プラスチック廃棄物を高度に選別し、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルの原料として加工している。特に光学選別機によるポリプロピレンの高精度回収が特徴的であった。ケミカルリサイクル原料化ラインでは、高度選別ラインからの廃プラを破砕、異物除去後、コークス炉化学原料やガス化原料として利用可能な形に成形している。これらの原料は近隣のレゾナック川崎事業所にも供給されており、地域内で循環するリサイクルの仕組みを実際に確認することができた。工場は年間6万トンの処理能力を持ち、現在は6割程度の稼働率だが、今後の受け入れ拡大が期待される。施設内は清潔に保たれ、質問にも丁寧に回答いただき、廃プラスチックリサイクルの実態を理解する有意義な機会となった。
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第188回 ハイブリッド開催、 |
テーマ①:「KOBE PLASTIC NEXTエコノバ(資源回収ステーション)」 講師:神戸市環境局 伊関 和人 氏 概要:資源回収ステーション「エコノバ」は廃校や空き家などを活用した市民参加型の回収拠点で、来場者がプラスチックごみを持参することで地域交流が生まれる点が特徴である。協力企業の提供によるカフェスペースや子どもの居場所としての機能も備え、空き家対策や高齢者支援など多面的な効果が期待されている。新しい公共サービスモデルとして評価され、現在の64か所から200か所への拡大を目指している。 テーマ②:「ポリスチレンのケミカルリサイクル技術動向」 講師:東洋スチレン株式会社 齊藤 岳史 氏 概要:ポリスチレンは熱分解によりモノマーが高収率で得られ、ケミカルリサイクルの拡大が期待される。2023年にプラントを稼働させ、PCRからモノマーを精製し、従来品と同品質の再生ポリスチレンを製造している。他樹脂との混入を避けるための回収体制づくりが課題で、自治体や企業と連携した分別回収の実証が続けられている。今後は回収範囲の拡大や分別精度の向上、ISCC PLUS認証の活用を進めながら、資源循環型社会の実現を目指したい。 テーマ③:「プラスチックリサイクルの現状と展望‐制度・技術・経済をつなぐ実務的視点から」 講師:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 小寺 洋一 氏 概要:世界ではプラスチック生産は増加し、リサイクル率は10〜20%に留まり、多くが環境中に廃棄されている。日本では回収廃プラの約70%を焼却に依存しており、リサイクル対応が遅れている。現状の課題として複合材や印刷・接着剤の存在、安定しない回収量、市場との品質ギャップがある。今後はリサイクルを前提とした製品設計や、安定した収集・供給体制の整備が重要となり、メーカー自身がリサイクルにも責任を持つ時代であることを認識する必要がある。 |
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第189回 1講演当たり |
テーマ①:「アース流ニューロマーケティングについて」 講師:アース製薬株式会社 水落 亮平 氏 概要:消費者の無意識の反応を捉えるニューロマーケティングを商品の意匠開発に活用している。従来のアンケートやインタビューは回答者の意識的・社会的バイアスに影響されるため限界があるが、脳波や視線などの生体データを解析することで、本音に近いインサイトを得られる点が利点である。モンダミンのパッケージ改良事例では視線の流れや好感度の要素を分析した結果、爽やかさの表現強化や視線誘導の改善などにつなげている。 テーマ②:「包装におけるアクセシビリティ 求められる合理的配慮」 講師:公益財団法人共用品推進機構 星川 安之 氏 概要:障害の有無を問わず誰もが使いやすい共用品の市場規模は年々拡大しており、シャンプー容器の触覚識別や牛乳パック上部の切り欠き、フードコートの呼出機のように複数の感覚で認識できる工夫が普及してきた。不便なこと探しよりも、便利な事を探す視点に変化してきた。多様な利用者のニーズに寄り添う視点は今後さらに重要性を増し、AIなど新技術が進展する時代でも、人の立場に立った配慮が変わらず求められる。 |
過去開催実績
| 開催回 | 開催概要 |
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第182回 2024年 7月4日 |
①「国外における食品接触材料規制の動向」 講師:一般財団法人化学研究評価機構 石動 正和 氏 ②「国内における食品接触材料規制の動向」 講師:一般財団法人化学研究評価機構 梶原 健世 氏 |
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第183回 2024年 9月27日 |
見学先:株式会社レゾナック 川崎事業所 ケミカルリサイクルプラント 廃プラスチックは2段階のガス化炉を経て、部分酸化されたガスとなり、水や窒素と反応させて、アンモニア、炭酸製品などの有用な資源に再生していた。200t/日の使用済みプラスチックを処理していた。 |
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第184回 2024年 12月5日 |
①「成長志向型の資源自律経済の確立に向けた取組について」 講師:経済産業省 岡田 時房 氏 ②「プラ循環経済に向けた技術開発と実装に向けて」 講師:株式会社アールプラスジャパン 大竹 篤氏 ➂「プラスチック資源循環に向けた製造事業者としての課題・取り組みについて」 講師:大日本印刷株式会社 岩淵 美香 氏 |
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第185回 2025年 2月6日 |
①「キリングループのDX戦略と生成AI活用の現在地」 講師:キリンホールディングス株式会社 永沢 拓也 氏 ②「持続可能な食品物流に向けたF-LINEプロジェクトの取組み」 講師:F-LINE株式会社 坂本 卓哉 氏 |
