公益社団法人　日本包装技術協会

近年、製薬企業では、高薬価で生産数が限られる希少疾患対応薬の開発が進んでおり、卸の輸送から患者様に投与されるまでの厳格な管理が切望されている。そこで、温度ロガー搭載で一貫した温度管理可能な輸送容器を開発した。充填された薬剤を中枠で仕切り、開封口から1つずつ取り出し、不正に取り出せない構造である。さらに、輸送・保管時の医薬品個包装の汚れ、誤開封防止ができる。