ごあいさつ

中部支部長ごあいさつ

公益社団法人日本包装技術協会・中部支部は、中部地区の包装技術の向上・改善を通じて生産・流通及び合理化を図り、もって、わが国経済の発展に寄与することを目的として昭和39年(1964年)9月9日に設立されました。設立以来、包装に関する調査・研究の実施、研究会・講演会・セミナーなどの開催、人材の育成など、多岐にわたるその成果は包装界で高い評価を得ています。協会資格の包装管理士の育成は、2022年度で57年の実績があり、すでに15,555名の有資格者を輩出しています。

2022年度は、既に3年目に突入したコロナ禍にウクライナ情勢の影響も加わって、世界的な原油価格や物価の高騰、半導体の不足など、日本のみならず世界全体が社会的・経済的に大きく揺さぶられている状況にあり、その終息の目途は未だ見えてまいりません。そうした不確定な情勢の中ではありますが、エネルギー・環境に関する問題への対応も、引き続き待ったなしの状況が迫っており、包装・物流に関わる我々の活動においても更なる革新と協力・連携を深め、連帯と団結によって、明るい未来を切り開いていかなくてはなりません。

環境保護やSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指すためにも、様々な課題に対して企業経営・流通・生産など、あらゆる分野から包装を考えるスペシャリストが必要となっています。新しい時代の包装人の育成のため、本協会の設立主旨や活動をご理解いただき、より多くの人々や企業の方々のご入会と各種事業への積極的なご参加をお願い申し上げます。

中部支部長 福田 博昭

中部支部長 福田 博昭