お知らせ

気候関連開示プロトタイプの周知・意見収集のお願い:経済産業省

〇気候関連開示プロトタイプの周知・意見収集について

サステナビリティ情報開示の重要性の国際的な高まりを踏まえ、2021年11月のCOP26と合わせて、国際会計基準(IFRS)を策定するIFRS財団に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が新たに設立されました。
設立と同時にISSBへの技術的助言を行う目的で設立されたTechnical Readiness Working Group(TRWG)から、気候関連開示プロトタイプ(基準の原型)等が公表されています。
気候関連開示のプロトタイプは、TCFD提言の4つの基礎項目(「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」)を中心に構成されていますが、「指標と目標」では、業種横断指標と業種別指標(別冊補足資料)等が求められており、業種別指標は、68業種ごとの詳細な指標の開示が提案されています。
今後、ISSBにおいて、気候関連開示プロトタイプをアップデートする形で2022年第1四半期を目途に基準の公開草案が公表され、パブリックコメントを経て、早ければ2022年6月にも基準化することが見込まれています。

包装製品及び仕掛品製造企業の皆様には、「①周知文・ご意見提出フォーマット」、「②概要資料」、「③気候関連開示プロトタイプ(共通、AppnedixA,B仮訳)」、「④気候関連開示プロトタイプ付属書(業種別指標)仮訳」が経済産業省が希望する周知内容になりますのでご覧くださいませ。詳細は必要に応じ気候関連開示プロトタイプ及び気候関連開示プロトタイプ補足資料(貴社と関係する業種別指標)をご覧ください。これら資料をご覧になって、お気づきの点、懸念点がある場合は、日本包装技術協会 担当者を通じ、当省の所管課室窓口宛にお寄せ頂けないでしょうか。頂いたご意見は、同省の企業会計室が運営する「非財務情報の開示指針研究会」における検討やISSBに対する意見発信等にご活用させて頂く予定です。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

①周知文・ご意見提出フォーマット:PDFpdf
②概要資料:PDFpdf
③気候関連開示プロトタイプ(共通、AppnedixA,B仮訳)pdf
④気候関連開示プロトタイプ付属書(業種別指標)仮訳pdf

なお、お気づきの点、懸念点、ご意見がございましたら、下記リンクのフォーマットにご記入の上、2022年2月22日(火)までに、メール添付にてご送信をお願います。
<気候関連開示プロトタイプに関するご意見フォーマット>word

<IFRS財団からの公表物>
・気候関連開示プロトタイプpdf
・気候関連開示プロトタイプ補足(業種別指標)pdf