出版案内

包装…知っとく知識 改訂版

在庫僅少(在庫なくなり次第、販売終了となります)
なお、新たに、本書“改訂2版”を2024年秋頃の発行を予定しております

B5判◆270頁◆定価7,800円(消費税込・送料別500円/冊)

書籍ご購入申込

目次

第1部 包装の基本
1.包装の原点・発達・定義

1.1 包装とは何か
1.2 「包」「装」の字源とことばの由来
1.3 包装の始まりと発達
1.4 第二次世界大戦後の日本の包装の発展
1.5 包装の定義
1.6 いろいろな包装

2.包装の機能の進化と具備要件
3.包装の役割と責任

3.1 現代社会における包装の役割
3.2 日常生活の中の包装
3.3 物流と包装

4.包装材料と包装技法

4.1 包装材料
4.2 包装技法

5.包装を取りまく決め事との関係
6.人への配慮

6.1 ユニバーサルデザインの定義と原則
6.2 規格化の経過と包装容器への展開
6.3 実例

7.環境への配慮

7.1 法体系
7.2 包装分野での3Rの取組み

8.適正包装

8.1 適正包装の定義
8.2 適正包装7原則
8.3 自治体等の取組み

9.包装の目指す方向
第2部 包装の事例

◆袋で缶詰
インスタントカレー(レトルトパウチ)

◆そのままレンジ
チャウダー(レンジ対応包装)

◆ゆでた包装カビない中味
高菜漬け(湯殺菌包装)

◆削りたての風味を包む
鰹節(ガス置換包装)

◆豆腐の包装水いらず
充填豆腐(トレイ包装)

◆カビさせないのがミソ
無添加味噌(カップ包装)

◆ぷりんとおいしく カップでデザート
プリン(アセプティック包装)

◆おいしさ、そのまま冷凍でお届け
冷凍ピラフ(冷凍食品パウチ)

◆おいしさそのまま新鮮パック
レギュラーコーヒー(ガス置換包装)

◆無菌で安心いつでも「ごはん」
米飯(無菌包装)

◆カップでどんぶり
カップラーメン(カップ包装)

◆お肉のおいしさ ピタッといつまでも
うす肉ハム(スキンパック)

◆一升びんにかわる紙パック
日本酒(注ぎ口付きカートン)

◆軽くて軟らかいびん
マヨネーズ(ポリオレフィン積層ボトル)

◆長持ちの秘訣
ロングライフ牛乳(紙パック無菌包装)

◆缶切りいらず
ツナ(イージーオープン缶)

◆シュワッとさわやか飲料缶
炭酸飲料(飲料缶)

◆日もちします包装餅
切り餅(脱酸素包装)

◆何回も使えます
びんビール(ガラスびん)

◆最後まで使えます
練り歯磨き(ラミネートチューブ)

◆押すだけで開封らくらく
薬錠剤(PTP(Press Through Pack)包装)

◆押せば出る
シャンプー・リンス(ポンプ付きプラボトル)

◆冬眠させる魔法の包み
りんご(鮮度保持包装)

◆新鮮長もちおいしさにがさず
レタス・しめじ(鮮度保持包装)

◆とれたて新鮮そのままパック
鮮魚(鮮度保持包装)

◆いつもいれ立て ホット(ほっと)なお茶
ホット緑茶飲料(PETボトル)

◆そのまま飲めます
野菜スープ(インジェクションカップ)

◆缶に替わる箱
業務用しょう油(バッグインボックス)

◆香りこそお茶のいのち
緑茶葉(フレキシブルパッケージ)

◆ロケット包装ケーシング
魚肉ソーセージ(結紮付き包装)

◆水分そのまま鮮度を保つ
なす(鮮度保持包装)

◆そのまま使えるカット野菜
カット野菜(鮮度保持包装)

◆そのまま混ぜる納豆パック
納豆(トレイ包装)

◆冷たくいろいろバラエティー
アイスクリーム(様々な包装)

◆揚げたてそのままパリパリチップス!
スナック菓子(ハイバリア軟包装)

◆ロングでたべられるロングライフパン!
ロングライフパン(脱酸素剤包装)

◆おいしさフレッシュ 紙パック
オレンジジュース・オレンジ果汁入り飲料(紙パック)

◆完全な保存 ガラスびん
ジャム(ガラスびん)

◆詰め替え専門
台所洗剤(注ぎ口付きスタンディングパウチ)

◆滴々出せる おいしさ長持ち
液体調味料(バッグインボトル)

◆いつでも手軽にぽかぽかカイロ
携帯用カイロ(密封包装)

◆押せばジェット気流
殺虫剤(エアゾール缶)

◆吊り下げ展示で商品がよくわかる
乾電池(ブリスターパック包装)

◆埃を寄せ付けず
プリント基板(静電気防止包装)

◆クッションする守り紙
タブレット型パソコン(オール段ボール包装)

◆錆びさせません使うまで
のこぎり(防錆包装)

◆木材並みの強度を誇る段ボール
大型複写機(重量物段ボール包装)

第3部 包装技法
1.軟包装の技術

1.1 軟包装の定義と実際
1.2 一般的な特徴
1.3 対象分野
1.4 実用形態
1.5 保持している性能
1.6 材料構成の種類
1.7 プラスチックフィルムの種類と性能
1.8 2層以上の貼り合せ―ラミネート軟包装材料
1.9 その他の材料
1.10 用途と構成例
1.11 易開封技術

2.金属缶の技術

2.1 金属缶の概要
2.2 金属缶の歴史
2.3 金属缶の一般的な機能
2.4 金属缶の種類
2.5 金属缶の種類別用途
2.6 金属缶の構造(飲料缶から見た)

3.ガラスびんの技術

3.1 ガラスびんの種類
3.2 ガラスびんの製造
3.3 ガラスびんの印刷
3.4 ガラスびんの機能
3.5 ガラスびんの強度

4.機能性段ボールの技術

4.1 包装材料としての段ボールのあらまし
4.2 機能性段ボール

5.紙製液体容器の技術

5.1 紙製液体容器の技術

6.緩衝材の技術

6.1 緩衝材の分類
6.2 充填用緩衝材
6.3 表面保護用緩衝材
6.4 固定用緩衝材
6.5 緩衝包装設計方法

7.プラスチックボトルの技術

7.1 プラスチックボトルの概要
7.2 プラスチックボトルの一般的な機能
7.3 プラスチックボトルの生産量
7.4 プラスチックボトルの分類・特徴・用途例
7.5 プラスチックボトルの製法

8.食品包装殺菌技法

8.1 食品の品質劣化
8.2 食品の加熱殺菌技法
8.3 食品の遮断による微生物制御技術

9.食品包装静菌技法

9.1 低温保持
9.2 水分低下
9.3 化学物質添加
9.4 脱酸素による包装技法

10.青果物の変敗と鮮度保持技法

10.1 品質劣化の原因と鮮度保持のモデル
10.2 CA貯蔵の技術
10.3 MA包装の技術

11.情報管理技法

11.1 自動認識技術の種類

第4部 容器包装と法的な規制
1.容器包装リサイクル法

1.1 容器包装の定義
1.2 対象となる容器包装
1.3 リサイクルの方法
1.4 リサイクル義務の対象事業者=特定事業者
1.5 リサイクルのルート
1.6 再商品化義務量
1.7 識別表示義務

2.製造物責任法(PL法)

2.1 法律の目的と要点
2.2 欠陥
2.3 製造物
2.4 損害と賠償
2.5 製造業者等
2.6 免責事由
2.7 期間の制限

3.包装材料、容器包装の衛生・安全性に関する法規制とリスクマネジメント

3.1 衛生・安全に関する決まりごとの概略
3.2 容器包装の原材料に関連した規定、規格、基準
3.3 容器包装製造過程の欠陥・危害の予防
3.4 リスクマネジメントの手法について

4.食品表示に関する法規制

4.1 食品表示に関する決まりごとの概要
4.2 加工食品の実際の表示について

資料編

戦後の包装動向/社会・経済の動勢59年の歩み

書籍ご購入申込